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10月15,17日二日間にわたりSEMI社主催太陽電池講座受講しました。
朝7時丸の内着、講座が開くまで時間があるので予定通り市ヶ谷まで皇居を反時計回りに歩いていくことにする。行程4kmあまり。天気もいいのでジョギングする人あり、城はさすがに巨大で美しい。
時IMF総会中とて、結構厳重な警戒でパトカーが行きかう。交番でお巡りさんが背丈ほどの棒を持って仁王立ち。(へい、わたくし怪しいものではございまへん)という態度で通り過ぎる。
(靖国神社) 会場近くなので立ち寄る。大きな灯篭があり、爆弾三勇士と思しきものなど8面のレリーフあり。子供のころ秘密の絵だとか言って見せられたことを思い出す。
謹んでお参りして去る。
(東京スカイツリー) でかい。人が多い。待たせる。
(神田) 立ち飲みやのおじさんたちが元気だ。この元気がある限り日本も大丈夫?
(カプセルホテル) 経費節減のため利用。風呂など設備はきれいでこれで2500円で泊まれれば上等。しかし寝ていて空気はどこから入るだろうと考えたら苦しくなったが、すぐに蜂の子と化し寝てしまう。
(明治神宮) 人工の杜らしいが、時がそうは見せない。本殿脇に巨大な楠の双樹あり、しめ縄が巻いてある。ありがたくお参りする。
講座のほうは述べ10時間の受講。結晶シリコン、薄膜シリコン、有機薄膜、化合物と聞いたが、先生方の早口についていけず。(というよりこちらの能力不足ですね)
ドイツが政策で急伸、状況が変わったのだが、今日本の政治がどういう方向に向かうか不安な状況なのだと。(はっきりしろ)
全体的に東京も昔ほどせせこましくなくなったような、というかゆったりとしてきたような印象を受けた。(いつの話だ)

夏場になって忙しくなって、たわごとブログを書く気持ちの余裕がなくなった。
いい年だからあまり無理をしないようにと思っても、目の前に仕事がぶら下がるとついのぼせてやってしまう。いけない性分だ。これだから食うものも食えるだけ食うから肥えてしまうのだ。
運動不足解消と気分転換、それとこれが一番だが食糧確保のために畑を3アールほど借りて野菜を作っている。16年前に始めたときは5アールだったのだが、さすがに仕事をしながらでは体力が持たなくなったので減らした。化石燃料、化学肥料は一切使わない人力農法だ。道具は鍬、鎌、ソウキ、猫車、バケツ、はさみ、紐など、使うのに頭は使わなくてもいい道具ばかりだ。これがいいのだ。半日も鍬で天地返しをしていると図面のことなどどこかへ飛んでしまう。水はほとんどやらない、天からもらい水なのだが、今年はさすがに3週間も雨が降らない期間があったので、かなり水汲みをした。バケツ2杯*10回ほど組むと汗をかいて、体も出来上がる。ハタケビクス、水汲みダイエット。
ことしはトマト、キュウリの出来が良くて毎日バケツ一杯とって帰ってはどんぶりサラダで食った。暑くて食欲がなくてもこれは食えるのだ。
おかげで今年も暑い夏を乗り切れそうかな。

松江にチェコ出身の天才ホルン吹きが来るというので聞いてきた。いやはや驚いた。あの動物の腸の様に長くて音がひっくり返る楽器をやすやすと、軽々と、美しく、小気味よく聞かせてくれました。40年も前のことしか知らないが、当時はデニスブレインというような伝説の名人がいてスパゲティを食った後すぐに協奏曲を録音したとかいうような逸話のみ見たり聞いたりして知る程度だったのだが、今回は目の当たりに何曲も続けて聞かされて、伝説が目の前に現実になった感じがした。今はどうか知らないが、当時少なくとも日本にはホルンだけでリサイタルができる人はいなかったと思う。すごい。音色も乾いた明るめの感じで、特に時たま発する破裂音が素晴らしく小気味よく、ホルン特有の息詰まる感じが感じられなかった。田舎でこのような天才を聞けるのもどうやらプラバホールの館長がもとホルン吹きだったからではないかと思われる。特別に呼んだのかな。それにしても人間の能力というのはどんどん限界を超えていくのだなあ。楽器がそれほど進歩するわけでもないだろうから。まだ30代半ばだからこれからまだまだ進歩するのだろうな。楽しみだ。ちなみにトランペットではフランスの炭坑夫出身のモーリスアンドレが当時お気に入りだったが、先日他界されたようだ。> 戻って、バボさんが使っていた楽器はドイツのマインツにあるアレキサンダー社製でチラシにはW-103と書いてあったが、HPでみるとロータリーバルブが表に3つ、しかし現物は4つ見えたので亜型か。HPによるとアレキサンダー社は6代続いている管楽器屋で親方(マイスター)と徒弟で厳しく技術を磨いて作られているとか。徒弟制度といっても今のドイツでどのようなシステムなのだろうか。マイスターも学校があって腐るほどいるらしいから。ま業種によってちがうのでしょうね。世襲の会社もこのような伝統技術の継承についてはいいことが多いのだろうなあ。

20年程前から約5年にわたり鋳物の型枠に湯を注ぐ機械、注湯機を20台程作りました。もともと電気炉などで溶解したものを取鍋にいれてホイストで吊り、人力で型枠に注いでいたものを油圧パワーに置き換えたものです。暑い、重い、危ない三拍子そろった重労働をクーラーの効いたキャビンのなかでレバー操作で行えるのが売りだった。つまり労力支援型の機械で、人が減るわけではないのだが、老齢化したこの業界で当時は結構魅力があったのでしょう。
その後、ロードセル、カメラを装備した全自動サーボ機構の注湯機に座を奪われたのですが、このたび労力支援型のほうを中国にてリメークすることになった。とりあえず設計が終わったところなのだが、材料規格が日本と違うのでほとんどやり直しです。
たとえば溝形鋼125*65→126*53、150*75→160*63など。平鋼については3,4.5,6,10,12・・・・といった具合で9mmが無いのである。購入品についてはほとんどのものが入手可能のようだが、どうもベアリングの性能が?ということで国内調達ということに。
リメークということで、はやり歌のように時代に合わせてどこか変えたい気もするが、向こうの要望はっキャビンや手すりに丸みをつけてほしいとか。こちらとしては(用の美)という考えがあるからどうでもいいと思うのだが。そういえばドイツのKIEFEL社の成型機も全体カバーが微妙な曲面にしてあったなあ。そういう世の中になったのか。
全自動でなく労力支援型というのは単に値段の問題なのか。全自動型については結局人一人ついていないと使えないというような噂もきいた。故障したとき復旧が大変だろうなあ。
さてさてどうなりますか

5月22日(火) 早朝、自宅から100m程の出雲市市街で熊が出ました。嘘ではありません。冗談でもありません。正真正銘生きた熊が出ました。体重40kgほどの2歳ぐらいの小熊だったようですが、2~3日前から市内あちこちで目撃情報があり、有線放送などで警戒警報が出されていたようですが、一般には「冗談だろう、どうせ黒い大形犬の見間違いか?」といった受け止め方だったのではないか。用水路のところですぐに射殺されたらしい。殺すことはないだろう。捕まえて山に戻すのが筋でしょう。それにしても、最近国道9号線のバイパスができた影響うで通勤時間帯は何十台も車が並ぶところなので、何ともおべた(おどろいた)。
20年程前には鹿もおおばれしたことがあるので、ここら辺はその昔獣道でもあったのだろうか。その記憶が時たま子孫に蘇り・・・・・・。昔話では、熊というのは大概お人よしのキャラクターで、キツネのずるがしこさと対照的に扱われるのが常套だ。若いころは自分は熊で、友人にキツネがいた。結構仲が良かったのだが、同類相憐れむか。せめて天国へ行ってくれ。

もちろん一日に一升酒を飲む人のことではない。<br>先日ETVに千日回峰行を2回達成された酒井雄哉師が出て対談しておられた。最後にこの「一日一生」という言葉を少し話された。どうやらかなり有名な言葉のようで、同名の本もあるようだが、知らなかった。一日を一生のつもりで夢中でやればいろいろ達成できるし、迷いもなくなるというような意味か、ある意味「一期一会」と通ずるところがあるかも。若い時からこのような態度が身についておれば大事も成し遂げられようが、凡人は大概人生もとどのつまりごろになって時間が惜しくなり、大事に生きようなどと思うのが常であろう
話代わって解剖学者の養老孟司さんが何かに書いておられた。一日終わり寝るときは意識がなくなるのだから死んだようなもの。毎日死んでいるようなもの、まさしく一日一生ではないか。普通、朝になると前世の(昨日の)因果をそのままに受け継いで生まれてくるので、新しい一生の始まり始まりというわけにはいかないのだが。
とりあえず夜も更けたので、今日は死にます。

e-Taxやってみました。
住民基本台帳カード 500円
ICカードリーダー  2480円
切手代  80円
計3060円の出費
今までは会社にまかせっきりで、税金のことは無知に等しいのだが、国税局のソフトはよくできているようで、あまり迷うことなく何とか最終までたどり着くことができた。税の構造も少しは理解できたような気がする。
ただ、住基カードの読み込みができなくて、(管理者として実行)でトライして何とか読み込みました。この辺りは国税局に聞いてもわからないようです。カードリーダーのメーカーに聞いてくれと言われたりした。
税金というもんは先にとられて、返してほしい人が後から申告するシステムなんだろうか。
とりあえず来年からはらくだぞー。

島根産業振興財団の石見オフィースにインキュベーションルームなるものができたようで先日新聞広告が載っていた。インキュベーション:抱卵、孵化、培養といった意味のようで、鳥が卵を温めて雛を孵すように起業アイデアを育て、ついにはめでたく成長させるといった意味が込められているのだろう。
一人用が3.3㎡で1,650円/月、二人用が4.8㎡で2,400円/月、2年目からは上がるようだ。こういうところでいろんなアイデアを持った人と毎日一緒に仕事をし、たまには酒酌み交わしたりしたらさぞかし面白かろうと思うが、いかんせん浜田ではちと遠すぎる。
最近は若い人の起業も多いと聞くが、若いうちに勝負をかけるのはなかなか勇気が必要で、よほどの人でないと難しいように思う。
その点とりあえず人生の大半以上が済んだ人は少し気が楽かもしれない。定年後残りの人生をかけてみるのも面白いかも。勝負。
しかし、うまくいかなくて陰気婆様(インキバーサン)と呼ばれたり、損して隠居大損(インキョオーゾン)などと陰口をたたかれることを覚悟して臨まなくてはならない。(ちとむりがあったかな)

2月初旬のある朝、珍しくスズメのえらくはしゃいだ鳴き声で目が覚めた。まだ繁殖の季節でもあるまいにと目をこすりつつ庭を眺めると、庭石の上に二つの黒い筒状の物体が2本あり、円筒の端面をスズメが2羽交互に突っついているのであった。よく見るとその円筒は黒々とのりを巻いた太巻きのように見える。家族に問いただすと、昨年食べ残した恵方巻き2本を冷凍保存しており、それを今季解凍して庭石の上に置いたのだという。予想もしなかった挙動であった。
2~3日の間スズメ饗宴は続いた。そしてある朝スズメの声がしないので庭石のほうを見ると、そこには黒い円筒は見当たらず、代わりに雪の上に黄色い長いものと、黒い傘の断面形状のようなものが散らばっていた。不審に思い庭に出て確認してみると、黄色い長いものはかんぴょう、黒い傘はしいたけの切ったものであった。どうやら犯人は近くの木に長年住みついているカラスのように思われる。あれだけの量を全部平らげてしまったらしい。かんぴょうとしいたけは甘党のカラスには口にあわなかったのではないか。
ま、これは私の妄想かもしれないが、犬だったら全部平らげたのではないかと。
カラスもかあと鳴かずに黙って恵方を向いて食ったのだろうか。

60歳で大工になった男
どこかで聞いたようなフレーズだ。一昨年地元一畑電車を題材にした映画RAYLWAYSができたが、それの副題が「49歳で電車の運転手なった男」だったかなあ。
RAYLWAYSの運転手は架空の話だが、大工の話は本当の話だ。(らしい)
今年1月ほぼ30年ぶりで再会した元同僚が定年退職後大工になっていたのだ。退職後大工の学校に通い、卒業して師匠についてやっているらしい。
最初に聞いたときは唖然としてすぐに「無理だろう」という言葉がでてきた。しかし驚きはしたが、A氏ならやりかねんという気持ちもわずかに心の隅にしっかりへばりついていたかも。
そういう人なのだ。
「研げば研ぐほど・・・・」は多分カンナかのみのことだろうが、むつかしいのだろうなあ。
しかしあとで材木屋の知人から聞いたところによると、最近一般の大工さんはほとんどこのような研ぎを必要とする工具を使わないのだそうである。使うと叱られるという話も出た。(本当かどうかはわからないが)
世の中変わったものだ。
やりたいことがあってもいろいろな環境が許さない場合が多い。できる環境にあるのであれば、やりたいことはやっといたほうがいいだろう。やりたいときが旬なのだ。60でも70でも80でも。金さんは100歳で老後にそなえていたのだ。
次A氏に会うのはいつになるのだろうか。